漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
60歳のとき、前立腺癌が骨へ転移し、余命2ヶ月を宣告されました。げっそり痩せて体力も無くなり、顔も色艶を失い、食べることもできなくなり、あとはお迎えを待つだけと覚悟し、私自身も家族も、まさに今際の際と思っていました。
驚いた親戚が遠路はるばる病室にお見舞いに来てくれたとき、自分の様子にショックを受けて涙をこらえていた様子が思い出されます。そのときに、数種類の漢方薬と出会いました。
病中の滋養強壮に体調を整えようと漢方薬を数種類なんとか少しずつ飲み始めたところ、体調が良くなっていき、前立腺癌の数値も下がり始めました。余命宣告された2ヶ月目を迎える頃には、退院もできて、その後は仕事にも復帰することができました。死ぬはずだった人間が10年も生き延びています。あのとき家内が身辺整理をして私の仕事着をすべて捨ててしまっていたことは今では笑い話です。今も体に癌はありますが、それでも病気と共存しながら10年以上経ちました。漢方薬で体調を整えた影響もあるのではないでしょうか。
さらに、先生から一言が付け加えられます。
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